少し高級ですが、旅行できたならぜひおいしいものを食べたいという人におススメの和食のお店です。岡山旅行では倉敷の美観地区はぜひ行きたい場所ですが、昼・夜両方の景色が魅力的です。こちらのお店は17:00~営業なので、夜ごはんを食べた後に再度夜景を見に行きました。
岡山といえばサワラが有名ですが、7~9月は旬ではないため置いていないことが多いです。ですが、その代わりにハモやあなごなどがおいしい時期になっています。他にも、シャコ・ママカリなどいろいろな岡山名物をとてもおいしく食べることができたのでご紹介したいと思います。
くらしき居食家 寿
つきだし 500円
まずは突き出しです。煮ダコ、湯葉、ポテトサラダの3品です。タコも瀬戸内は有名ですね。どれも上品な味で、タコは軟らかくてとてもおいしかったです。外が暑かったので1杯目はビール(650円)にしました。
鱧の炙り 1580円
7月でハモの時期だったので、炙りの他に、湯引き・天ぷら・小鍋・しゃぶしゃぶから選択できました。夏のハモはサッパリしているとよく言われますが、うま味が強くてものすごくおいしかったです。これを食べた瞬間に、このお店は当たりだと思いました。(すぐ日本酒を注文してしまいました…)
ままかり生&焼き酢漬け 780円
ママカリは正式にはサッパという魚で、倉敷の名物です。焼と生がそれぞれメニューにありましたが、お願いしたらハーフ&ハーフで2種類2尾ずつ盛りつけてくれました。
ままかりは食べたことがあるのですが、イメージが変わりました。身が白くなって酸っぱい、「名物だから食べようか」というものを想像していたのですが全然違いました。おいしい〆鯖をイメージもらうとわかりやすいです。酢と塩の塩梅がちょうどよく、生感がしっかり残っていてとてもおいしかったです。
また、焼きままかりは初めてでした。こちらは頭ごと食べられます。さっぱりした味わいは夏にピッタリです。秋は脂がのるので味わいが深くなるそうです。
穴子の天ぷら 1500円
兵庫や宮島のあなご飯は有名ですが、もちろんその2県に挟まれた岡山県もあなごがおいしいです。アナゴの天ぷらはフカフカした食感がおいしいですね。
蒸し寿司(あなご・ウニ)
蒸し寿司は近畿・中国・四国地方の郷土料理で温かいバラ寿司です。こちらのお店では大きさは茶わん蒸しサイズなので、お腹がいっぱいになるのを機にせず注文できます。
穴子の蒸し寿司 1000円
柔らかく煮られたあなごが、さらに蒸されることによりとっても柔らかくなっています。お寿司屋さんで食べるあなごもおいしいですが、こういう温かいあなご寿司もおいしいです。高級なあなご丼という感じです。
ウニの蒸し寿司 1800円
ウニに少しだけ火が通されていて温かいウニ寿司は新感覚です。ふわっと温かい酢飯にウニの甘味が良く合って味はもちろんおいしいです。
乙島シャコの唐揚げ 680円
お寿司屋さんでも時々しか食べないシャコですが、唐揚げは初めて食べました。シャコはエビに似ているので、唐揚げがおいしいのは想像できるかもしれませんが、殻ごと全部食べられる味の濃いエビという感じでおいしかったです。値段が安めなのもうれしいですね。
生ウニの天ぷら 3200円
値段が書かれていなかったので後から見て少し驚きましたが、かなり高級でした。大葉と海苔に巻かれたウニの天ぷらです。
大きさもそんなに大きくないのですが、火が通って一層甘く濃厚になったウニがぎっしり詰まっていて、1つだけでも十分なぐらいの満足感でした。
日本酒 1000円~
岡山の地酒数種の他に、日本各地の有名なお酒も取りそろえられています。やっぱり和食には日本酒が合いますよね。1杯目のビールを飲み切る前に日本酒注文してしまいました。
立地・営業時間
駅から美観地区に行く途中の道を少しそれたところにあります。
11:30~14:00(ランチ)
17:00~22:30
月曜日営業のお店です。倉敷で人気の浜吉というお店は、月曜日定休で日曜営業、こちらのお店が日曜日定休なので、定休日に重ならない方のお店に行くというのもできます。
おわりに
季節ごとに旬の地物の海産物が用意されているので、どの時期に行ってもいいと思います。今回も、食べたかったサワラの炙りはありませんでしたが、代わりに炙りのマナガツオもおススメしていました。他にもおでんが有名なようで、メニューの一番初めに書かれていて注文をするお客さんが多かったです。
夜ごはんを倉敷で食べて昼・夜両方の倉敷を楽しむのはおススメなので、気になった方はぜひ候補に入れてみてください。