お腹が弱い人/辛いものが苦手な人のための、韓国で辛くないものシリーズ第15弾です。
今回は、タッカンマリ(닭 한마리)です。簡単に言うと鶏の鍋、つまり水炊きですが、日本の水炊きよりも透明なスープのイメージです。『タッ(닭)はタッカルビのタッ=鶏』『ハンマリ(한 마리)=1羽』という意味です。
タッカンマリ(닭 한마리)
鶏とネギとジャガイモのシンプルな鍋です。鶏の臭みとかは一切ありません。
最初に鶏のダシとかスープを推すべきなのかもしれませんが、なんといってもタレがおいしかったです。ほんの少しピリ辛の野菜ダレという感じです。玉ねぎと、ニンニクのすりおろしが入っていて甘酸っぱい味です。
ニンジンとかリンゴのすりおろしも入っている?という甘さでした(ただの砂糖+玉ねぎかもしれませんが・・)。タレと鶏のスープがまじりあうことで、想像以上においしくてびっくりしました!
もちろんタレをつけないで食べるのもいいですが、あっさりしているのでキムチと一緒に食べるのもアリです。鶏はホロホロに煮込まれていて、ぷりぷりしてておいしいです。鶏自体もいい鶏使ってそうな感じです。
鍋の写真の中に、白い棒みたいなのが見えると思いますが、トク(トッポキのトッ=お餅)も入っています。「はじめにそれを食べてね~(たべれるよ~?)」といわれました。煮すぎると溶けちゃうのかな。
下の写真は、〆の生めんのサリでクッスサリ(국수사리)です。「サリ(사리)ヂュセヨ=ください」といって最後に入れましょう。
ちなみに、よくある鍋を食べた後の〆の普通のサリはインスタント麺で、カルグクスの場合はもっと太い平打ち麺です(個人的には、次郎系ラーメンの麺に似ていると思っています)。
鶏のダシが出ているので当たり前ですがおいしいです。タレを混ぜて食べても、とてもおいしいですよ♪
今回行ったお店
ソウルペップジャンチッ(백부장집)というお店に行きました。鶏がもともとカットされているのでそのまま食べられます。煮込んだ後にカットしてくれるお店もあります。
ここには『タッパンマリ』ハン=1ではなくパン=半という意味なので、鶏半羽という意味になります。