武蔵のブリュワリーで醸造されているTOKYO CRAFTから夏にピッタリのケルシュスタイルのビールが新発売されました。
ケルシュ(KOLSCH)とはドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビールのことを指します。ケルン地方でないとケルシュとは名乗れないので、こちらの商品はケルシュスタイルと表記されています。
エールビールの酵母を少し低い温度で発酵させることで、エールビールの様な香りとラガービールのようなキレをもったビールというのが特徴です。
『世界的に希少なレモンドロップホップと、爽やかな香りが特長のシトラホップをバランスよく配合し、ほのかな柑橘香を引き出しました。(公式ページより)』と書かれている通り、夏にピッタリの香りと味を併せ持ったビールとして開発されています。
TOKYO CRAFT KOLSCH STYLE 2019
注いでみると色は薄めできれいですね。夏にごくごく飲みたい感じが伝わってくるような見た目です。泡も消えやすいのでサッパリしてそうな感じがします。
まず鼻からの香りはメロンというかマンゴーのようなトロピカルな甘い香りがします。柑橘香の爽やかな香りというよりは甘い香りが強い印象を受けました。
飲んでみると見た目通りの飲みやすさで、後味爽やか・苦みは少な目です。鼻から抜ける香りには少し柑橘系を感じられます。後味も余韻が長くて甘い香りが残りますが、飲み口も軽いので、甘ったるい感じじゃなくてさわやかな感じで嫌な感じはありません。
夏にピッタリですが、サッパリしてキレがあるだけでなく楽しめるビールだと感じました。ぜひ一度お試しください。
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