グランドキリンのフラッグシップ3商品が7月30日にリニューアルされました。 『クラフトビールとしてより分かりやすく、より手に取りやすく』をテーマに、デザインと一部味覚をブラッシュアップしたということです。
<変更点(公式情報)>
・名前を『JPL(ジャパンペールラガー)⇒IPL(インディアペールラガー)』に変更し麦芽とホップの比率を変更
・パッケージを華やかに変更
(公式ホームページより)
今回は、 味も変更になっているIPLとJPLを比較してみました。
原材料
左:IPL 右:JPL
アルコール分や記載されている栄養成分に大きな変更は無いです。原材料は麦芽とホップというのは変更ありませんが、麦芽の生産地が変更されたかもしれません。
公式情報では麦芽とホップの比率を変更と書かれていたのでわかりませんが、JPLの前面に『国産麦芽使用・国産ホップ一部使用』と記載があるので、JPLは国産麦芽を使用していると思われます。
飲み比べ
JPL
注いでいるときは、少しバナナっぽい甘い香りが感じられます。飲んでいる時もやや甘い香りがして、味も濃いめで糖分も感じられるので苦みは少く後味で感じる程度です。麦芽の香りもしっかりしています。
IPL
色はJPLよりも透明感があります。味はIPLのほうが明らかにあっさりしています。苦みはJPLよりも感じやすいですが、飲み口はまろやかで後味はサッパリしているので気にならない飲みやすいビールです。
香りもすっきりとした香りがしましたが、IPAによくある柑橘系の香りははっきりとは感じられないです。飲んだ後の爽やかさはIPAの様な柑橘香が影響しているのかもしれないですね。
麦の香りもこっちの方が強い気がしました。交互に何度か飲んだので、飲む順番の影響ではないと思います。
まとめ
JPLは、クラフトビールのイメージのために一般的な日本のラガービールとは異なる味や香りを出していましたが、IPLは慣れ親しんだ味に少し近づけた印象です。クラフトビールというよりは、1段上のプレミアムビールという位置づけがしっくりくるように感じました。