今回は2020年2月24日発売の札幌スープカリー専門店奥芝商店監修の『エビだしスープカレー味ラーメン』を食べてみました。第一印象はいまいちだったのですが、食べ進めるうちにおいしく感じていく面白さがあったのでぜひ紹介したいと思います。
札幌の人気スープカリー専門店「奥芝商店」のスープカリーの味わいをラーメンで再現しました。 表面につるみがありしなやかで、適度なコシのあるめんに仕上げました。適度なちぢれをつけることにより、スープがよく絡みます。 えびのうまみに、トマトやガーリック、オニオンのコクを合わせ、カレースパイスで風味豊かに仕上げた、えびの風味が特徴のスープカレー味スープです。
奥芝商店
海老だしスープカレー味ラーメン
味:★★★
インスタント感:★★★★
スープ: 全部飲める
値段:220円+税
<星について>
味:100円~ぐらいの昔からある商品を★1として記載
インスタント感:★5で100円~ぐらいの昔からある商品(フライ麺)
中身
中には粉末スープとちょっと寂しめのかやくが入っています。フタの上には後入れの『仕上げの小袋』がついています。麺が普通のフライ麺なのでお湯を入れてから3分待ちます。
完成
3分後に仕上げの小袋を入れて完成です。このオイルにエビの香ばしさが詰め込まれています。
チープさはあるが考えられたバランスと変化
麺 ★
麺はフライ麺の一般的な感じで、油のにおいもしっかりするごくごく一般的な安い商品にも使われているような麺です。
スープ ★★★
はじめは「ン?」
まず、オイルを入れる前にスープを飲んでみると、カレーラーメンじゃなくて、ピリ辛ですがスパイス風味ぐらいのうすーい感じでエビの香りもしません。カレーラーメンを想像していたので、「思ってたのと違う…」かなり物足りない味です。
仕上げの小袋のオイルは、えびの殻の香ばしさがギュッと封じ込められていて、さらにちょっとスパイシーに仕上がっています。このオイルを入れると一気にえび感が出ます。それでもカレーラーメンを期待して食べてしまうと、物足りない…と思い食べ進めていくと、だんだんおいしく感じてきてスープを飲み干してしまいました。
最後は納得
オイルにエビ感を凝縮しているのがポイントで、序盤はオイルが浮いているので海老をガッツリ感じて、食べ進めるとオイルが減ってくるのでカレー感が増してきます。えびラーメンカレー風味と思って食べるのがいいと思いました。
具材 ★★
具材はえび団子とキャベツで、多くはないけど、結構おいしい。キャベツはほとんど見当たらず存在感はありません。
まとめ★3
パッと第一印象は、薄いしチープだし「220円でこれは…」と思ったのですが、食べ進めるうちに変化する味わいと、ちゃんとパッケージに記載されている通りカレーラーメンではなく『スープカレー味』のラーメンということを理解して食べるとおいしく味わえました。
海老の香ばしい香りからカレーのスパイシーさへの変化は、くどくなく飽きずに最後まで食べさせるよく考えられている商品だと感じました。